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産毛を納める

今日は雨の中の納骨でした。

雨の中はつらいなぁと思っていたのですが、なんとお墓の上にテントが張られたのです。
じつは、そのお墓も今回あたらしく建立されたもので、その工事で使っていたものを石屋さんが残しておいてくれたのです。

故人には双子の弟さんがおられたそうです。
その弟さんは、生後5日ほどで亡くなりました。80年近くも前の話です。
ところがお兄さんは、その弟の産毛をずっと持っておられたようです。

今回納骨にあたり、奥さまが「この産毛どうしましょう・・」と半ば困り果てた感じで相談されました。
そして、いっしょにお墓に納めることになりました。

お母さまのおなかの中でいっしょに大きくなり、80年を経て、今度はお墓の中でいっしょになりました。。

コメント:4

tenjin95 2010年4月12日 20:10

> 管理人様

こういう様々な記憶情報の保持もまた、寺院が担ってきた重要な機能の1つですね。拙僧は、そう考えます。

よほどの都市でもなければ、寺院の移転は無いですし、古地図を読むときの基準にもなりますね。

shosen 2010年4月13日 16:29

tenjin95さんありがとうございます
そうですね、うちの古い檀家さんにも「お寺に行けば昔のことがわかる」とおっしゃる方います。
これも人的パワーですし、ちゃんと保持していられるよう、備忘に努めなければならないのだな、、とも思います。(できていませんが・・)

NONNON 2010年4月15日 19:39

父の棺に一緒に納めたのは・・・なんだったか記憶にありません。

父の死から通夜、告別式と夢の中のできごとのようにすぎていったことしか。

記者を長くやっていたので、万年筆を一緒に入れていたような。

最期のお別れのとき、花に包まれた父の顔を見ました。傍で伯父が「ええとこ行けよ」と言ったことが忘れられませんね~

産毛ですか。
心打つお話ですね。
ありがとうございます。

shosen 2010年4月15日 23:42

NONNONさんありがとうございます
そうなのです。家族の死から告別式にいたる時間は、多くの方が夢の中のできごとのようにお感じになると思います。
そしてNONNONさんの場合は、お父さまとの思い出が、きっとうまく昇華されているのでしょうね。
産毛の話しは、妻がお墓に入れてあげたら、、と言って、その通りになりました。

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