涅槃会にて
お釈迦さまが亡くなった日、日本では2月15日がそれにあたります。そして、兼務寺の方では月遅れでおこなわれ、日曜日の今日行ってきたのでございます。
昨日から総代さんが、畳1畳より大きい涅槃図を掛けたり、お供えを並べたりして準備をしていただいてました。私は今朝から。小雨で寒い中、在所の檀家さん方が集まられます。
お釈迦さまは、およそ2500年ほど前に生きられた実在の人物です。
おもに活躍された場所はインド東北部。お釈迦さまを中心に、大勢のお弟子たちや信者たちが集まってこられていたのではと想像されます。
時代は下って、いまはお釈迦さまのナマの声を聞くことはかないません。しかし、そのお姿はご本尊として、お声はさまざまな経典として残されています。
それは、生きていく上において、いかにして安らぎを持って、ほんとうの意味で満ち足りた人生を送ることができるのか、、一生かけて伝えて行かれるお釈迦さまのお姿です。
それは高貴に見えるでしょうか。手の届かない境地に思えるでしょうか。
いえいえ、それをきちんと見せてくれた人が、あなたにもいるのではないでしょうか。
すでに亡くなっているご家族や、縁ある方々の生きざまをご覧になって、感じ入ったことがあるのではないでしょうか。
それは、じつはちゃーんとあなたに受け継がれているのです。
そしてまた、あなたも、生きざまを見せる人間となっていくのです。
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