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臓器移植法改正案が衆議院で可決

1997年に成立した「臓器移植法」が12年ぶりに見直され、一気に進んだ改正案が衆議院を通過しました。詳しくは → たとえばこちら

現行法では、臓器提供者は15歳以上、本人と家族の同意が必要でした。そして、脳死は臓器提供に関わる場合のみ人の死と認めるものでした。
今回の改正案は、臓器提供の年齢制限を撤廃し、本人の拒否がない限り家族の同意で可能になります。そして、脳死は一般的に人の死と見られるようになるようです。
まだ参議院での審議がありますので、これで決定ではありません。参院は、この案に批判的な民主党が多いですからまだわかりませんね。

臓器移植が、ほんとうに人間に幸せをもたらすものなのか、さらに議論が必要だと思います。
ちょっと仏教用語を使ってみますと、移植が「布施行」にあたるとして積極的に認めるのかどうか。
もしくは、移植をして延命しようとするのは、否定されるべき欲望になるのかどうか、、というところでしょうか。

また、脳死もこの機会に議論されてほしいです。
日本人が古来持っている死に対する感覚は、脳死とは相容れない部分が大きいからです。

ただ、脳死を人の死と認める流れは、すでに止めにくいものになっているような気もします。そうなると、ほぼ自動的に臓器移植を認めることになります。
こういうときこそ、どちらに立つにせよ、流れに惑わされない見方を持ちたいものです。

コメント:6

青龍寺和尚 2009年6月20日 05:58

とても微妙なものですから、難しい所ではありますなぁ〜

shosen 2009年6月20日 22:43

青龍寺和尚さんありがとうございます
そうですよねー。置かれている立場で、受け止めががらっと変わってしまうこともありえますよね。

ジャック 2009年6月21日 21:09

難しい問題ですね。可決されたA案というのがWHOでの基準のような
考え方だそうですが、やっぱり流れとしてはそっちのほうへ向かって
いるんでしょうね。
永遠に答えのでない問題でしょうか。。。

shosen 2009年6月21日 22:07

ジャックさんありがとうございます
参議院に提出される対案というのがあるそうで、それは現行法に似たもののようですね。
ただ、おっしゃるように答えは出ない問題かも知れません。。
私は脳死を人の死とは考えませんが、臓器移植となるとなんとも想像外で、、うーん、まだうまく言えません。

肝臓移植について 2011年2月10日 14:50

こんにちは。
臓器移植について調べていてこちらのサイトを拝見致しました。
肝臓移植や腎臓移植など、わからないことが多く不安に思う方々がいると思います。
そんな方々に少しでも情報提供をできればと日々、勉強と努力をしています。
貴サイトにありました情報や意見は大変参考になりました。
ありがとうございました。

shosen 2011年2月10日 22:42

初めまして、コメントありがとうございます!
臓器移植など、ニュースで耳にすることはあっても、じっさい、自分や家族の身に起きるというのはそうそうないことだと思います。
そういう意味では、おっしゃるとおり不安の極致であり、それを和らげるのは的確な情報であろうと思います。
貴サイトにありますようなことは、まさにそこを目標とされているのでしょうね。これからもご活躍を念じております。

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