今年の漢字は「変」
もう一昨日のニュースになってしまいましたが、日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ「今年の漢字」に「変」が選ばれました。清水寺の森清範貫主が揮毫される映像で知られますね。
報道によると、
「株価暴落や円高ドル安など金融情勢の変動や、異物混入に代表される食の安全性に対する意識の変化、日本の首相や米大統領の交代など、政治的な変革などが理由。さらに、ノーベル賞受賞や北京五輪など、日本人の活躍に良い変化があったこともあり、良くも悪くも変化が多い1年で「来年は良い年に変えていきたい」という期待も込められた」とのこと。
オバマ次期米大統領の「Change」はインパクトのあるフレーズでした。この「変」は、みずから意識して、より良き方向を向けるようにするものですね。
逆に、自分の意志や希望に反し、いやおうなく変わらされていく「変」もあります。
これを「思い通りにならない」と解釈すると、じつは、お釈迦さまが人生の本質と見られたものとおなじになります。
それは、生まれること老いること、病むこと死にゆくこと、嫌な相手に出会うこと愛するものと別れること。これらすべて、現状から「変わらされていく」ものごとばかり。
そう、人間は「変わらされていく」ものであります。
それが良い変わりようであっても、不安に思うのはあたりまえのこと。
しかし、生きていく中で、不安を減らすことは可能なはずです。
なぜなら、人間は「変わっていける」ものでもあるからです。
年齢を重ねて肉体的に変わらされても、経験や出会いが増えることによって、さらに素敵な人に変わっていけるでしょう。
仕事や、まわりの環境が変わらされてしまっても、時間をおくことで、さらに豊かな人に変わっていけるでしょう。
「変わらされる」ことを自分だけに降りかかった不幸と見ずに、そこから「変わっていける」自分の力を見つけて、信じて生きていければなあ、、とも思います。
ところで、バンドも長く続けていれば、「変わってしまう」ものも多々あります。
たとえば80年代に入って、ハードなポップ色が強くなったイエス。ずばり、「Changes」という曲では、"One Word Can Bring You Round,Changes" と歌っています。これは良い方の「変」のことみたいですね。
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