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プログレッシブ・ロック

ジャックさんの記事に啓発されてプログレというロックのことを・・。
ロックという音楽ジャンルが生まれて、もう50年になりますでしょうか。しかし、おそらくロックがもっとも栄えた時代とは1970年代なのでしょう。
中でもプログレと呼ばれるロックは70年代、日本でもたいへん人気があったと聞いています。ジャックさんが記事で書かれているように、「ジャケット・アートを含めてプログレが一番革新的」な時代がたしかにあったわけですね。

私が70年代モノのプログレを聴くのは後追いですが、ロック雑食な今でもプログレは大きな柱であり、ロックを聴くようになった最大のきっかけです。

ハードロックとプログレはよく似ていますね。でも、たとえばアルバム1枚をあるコンセプトでまとめたり、たとえば変拍子を多用したり、たとえばロックっぽくない楽器を使ったりフレーズを弾いたり、、するのが違うでしょうか。
ただ、上記のようなことはビートルズもすでにやっています。しかし、ビートルズをプログレとは言いません。これは年代が違うのがいちばんの理由としても、彼らはあくまで「変わったやり方」を試している感じなのに対し、プログレはそれをメインにしてどんどん長尺の曲を演奏していく力を持っていたのだと言えるかしら。
そういうのがプログレの様式美であり、評価も批判もおそらくそこに集まるのではないかと思います。(で、私はその様式美が大好きなわけですね-笑)

とは言っても、よく、イギリスの5大バンドと言われる、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシス、E,L&Pなどは、その様式美すら破壊するような独創性がありますよね。それが一流の証とも言えるのかな。

逆に(?)、ヨーロッパ大陸のバンドの方が、そういう様式美を追求しているようで興味深いです。たとえば

イタリアのPFM。こういうのこそプログレですよね~。英題「The World Became the World」です。


オランダのフォーカス。誰が名づけたか邦題「悪魔の呪文」
この曲を初めて聴いたときはぶっとんで大喜びしました(笑)


70年代後半にはパンクが登場。ハードロックとともにプログレは一気に衰退しますが、現在でも、パンクとともにプログレはロックのキーワードたりている、、とも思うのですね。
これからも、往年の名プレイヤーはますます元気に、そして新しいバンドもどんどん出てきて欲しいなあ。

コメント:8

kota 2008年10月27日 02:06

ごぶさたしてまーす。
中学生のときにビルボードからいつまでたっても落ちないピンク・フロイド「狂気」が気になって買ってからプログレにはまってしまいました。いまではイタリアのAreaやアルティ・エ・メスティエリですら有名どころだと思ってしまうくらい馬鹿です。

P.F.M.は世界進出の際、キング・クリムゾンの作詞と照明担当だったピート・シンフィールドが尽力していますね。私、プログレ人脈だとシンフィールドがいちばん好きなんです。彼の詩は、これまでのロックにはなかったものです。そんなわけで、演奏や展開もすごいけれども詩もすごいというのがプログレッシブだなあと独りで勝手に思っています。そして、それらをまとめあげて曲として成立させちゃう構成力がすごい、っていうのがいつしか後追い達によって様式美になったように思います。

ロバート・フィリップなんかはプログレというカテゴリに分類されるのを嫌ってましたし、当の本人たちはとにかく新しい音を、っていう感じだったのでしょうね。それらを「プログレッシブ」で括るのはいささか強引だなという気がしないでもないです。

どんなに時代が移ろうとも、プログレは二度と脚光を浴びないと思っています。でも、それでいいです。

久しぶりなのにまたもや自分の話でしたー。

shosen 2008年10月27日 11:43

kotaさんありがとうございます。こちらこそごぶさたで恐縮です・・。
いや、Areaは私でも1枚持ってるくらいですから、きっと有名どころですよ(笑)
「狂気」はよく言われるように音が綺麗で、はまる人は深く深くはまる魔力がありますよね。

なるほど、ピート・シンフィールドみたいに、詩を書くことによって大きな貢献をする、、というのもプログレらしいのでしょうね。クリムゾンには、なんとかジェイムスという人もいましたね。
私は英語がわかりませんので、まず形から、つまり音の様式から入ってますので、詩は、後追いの後追いになっちゃってます。
PFMは、ELPが作ったレーベルから出てるので、それで古くから名前だけは知ってました。のちに聴いて、おおー、これこそプログレと言うべきだ・・と思いました。

プログレの括りの話はおっしゃるとおりですよね。聴く方は括ることで安心できるのも事実ですが・・。そういう意味で安心させないロバート・フリップは希有な人、クリムゾンは希有なバンドだなぁとも思います。

はい、70年代を現在に再現するのは無理なことなのでしょう。ヘヴィさは今でも受け入れられる要素だと思いますが、そういう形で残っていかないかなーと思ってしまいます。

すずしん 2008年10月27日 21:13

お久しぶりです。
プログレとあったので投稿させていただきます。

私も中学生の頃にピンク・フロイド、ELP、イエスなどを知り、キング・クリムゾン、PFM、フォーカスなどを知りました。

そのきっかけとなったのが、フロイドの「狂気」、ELP「展覧会の絵」などのアルバムでした。それからフロイドは「おせっかい」「原子心母」「ウマグマ」、ELP「タルカス」などを辿ることになったのです。

その後、キング・クリムゾンに出会い、現在に至っています。

ただ、一時、ロックから離れていたこともあって、知らないグループ名があること、あること・・・。

私が聞いていたプログレッシブ・ロックはほんの一部だったんだと今になって思うのです。
そのせいもあって、今になって、70年代から80年代のプログレCDを購入し、昔の想い出に浸っている私です。

shosen 2008年10月27日 23:27

すずしんさんありがとうございます
おおー、みなさん中学からとは、早熟でらっしゃったのですね!
プログレを聴きまくる中学生って、当時でもレアだったのでは・・。
私は高校時にELPとイエスを聴いていて、大学入ってフロイドやクリムゾン、フォーカスに触れました。PFMに至っては、初めて聴いたのがほんの数年前です。

でも、プログレは、なんか深い沼のようなものみたいですね(笑)
もちろん私でも、知っているのは氷山のほんの一角でありましょう。
80年代のプログレってなんか興味湧きますね。ディシプリンのクリムゾンしかぱっと思い浮かびません。。
また教えてくださいね!

ジャック 2008年10月28日 21:53

取り上げていただいて恐縮です〜
時代と共にプログレッシブの解釈が拡大し、ジャンルのボーダーレスが
進むに連れて、どこまでがブログレッシブロックなのか?と考えさせられる事があります。これはブログレだけに言える事ではないですが。
今改めてブログレッシブロックとは何だったのか?プログレに未来は無いのか?ちょっと気になるところであります(笑)

shosen 2008年10月28日 22:22

ジャックさんのおかげで、こんなことあらためて考えてみる機会ができました。ありがとうございます。

たしかにプレイヤーにとっては、ジャンルなど単に自分の表現を矮小化してしまう必要悪なのかも知れませんね。
私にとってのプログレは、正直、あの音の様式ですね。まず形から入るタイプなので(笑)
かちっと計算された構成と、それを演奏しうる能力で、ライヴでも難なく長尺の曲をこなす・・それが、なんとなくのイメージかな・・。

今のバンドでいうと、(あまり詳しく知りませんが)トゥールとか、マーズ・ヴォルタとか、クリムゾンを凄くリスペクトしていますね。
ヘヴィさは、プログレのひとつの未来かなぁ、、と勝手に思っています。

Pride 2009年5月13日 07:50

初めまして、プログレ、ユーロ・ロック好きのものです。(昔ユーロと言えばユーロロックのことでしたね。)
PFMやニュー・トロルスに出会って以来、イタリアものには惹かれ続けています。まさか、映像でPFMやフォーカスを見る事ができるなんて、凄い時代になりました。

90年代にも、クリムゾン系のバンドが有ります。アネクドテンというスウェーデンのバンドです。メロトロンの洪水という点では、クリムゾン以上です。現在も活動中ですが、アルバムリリースのスパンが長いためオリジナルは5枚です。ライヴが2枚です。「1st」と「グラヴィティ」が個人的にはお勧めです。ベスト盤も近く発売されるようです。
機会があれば如何でしょうか?

shosen 2009年5月13日 22:24

Prideさん初めまして!
お出でいただきありがとうございます。
イタリアものお好きなのですね。濃いですよね(笑)
私も、こんなにかんたんに、PFMやフォーカスの映像が見られることには感激しました。

そしておすすめありがとうございます。
北欧の方には、そういう現代プログレ系のバンドが多いのでしょうか。アネクドテン、、なんてさすがに初めて耳にしました。メロトロンなら聴いてみたいです。
プログレはもう、、沼のようなものなのでしょうね(笑)
しかも、沈んでいることを自覚できないような。
ありがとうございました。また、ぜひおいでくださいね。

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