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披露に来られる

写真は「梅湯(ばいとう)」と呼ばれる、お寺を訪れたお坊さんにお出しする飲みものです。
茶台に載せられた器にはお砂糖を溶いた湯が注がれ、梅干しを先端にあしらった箸が添えられています。

梅湯はちょっと特別なおもてなしです。今日は、住職寺の教区(隣組)の和尚さんが晋山式(しんさんしき-住職襲名披露の式)をされるにあたり、そのごあいさつに見えられたので用意しました。

そのあいさつのことを私たちは、「披露(ひろう)」と言っています。
来られたらまず、書院の床に向かって披露物(ひろうもつ)を置かれます。披露物とはあいさつの品で、お線香などの消耗品が多いかな・・。
次に私は、その披露物に熨斗とともに添えられた、拝表(はいひょう)という短冊のようなものを見て来寺の意(今回なら晋山のあいさつ)を確認し、向こう向きに回転させて床の上に供えます。
最後にお互い向き合ってお拝をしあい、言葉でのあいさつをし始めるのです。

新住職は同級生なのでじっさいは気楽な雰囲気ですし、また来寺の意なんて最初からわかってるんですが(笑)、こういう儀礼的なやりとりって、「ああ、オレって坊さんだなぁ」と思っちゃうのですよね。
晋山式は今秋。私も役付きでがんばりまーす。

コメント:8

tenjin95 2008年6月25日 18:22

> 管理人様

かつて、どこまでも歩いて行かねばならなかった時代には、この梅湯は、砂糖と梅干しと、疲労回復に大いに役立ったことでありましょう。今は自動車で移動することが多いわけですけれども、こういうところにかつての気遣いが残るのは、良いことですね。

青龍寺和尚 2008年6月25日 19:31

おお!!晋山式ですか。
そりゃお目出度い事です。shosenも役付き助法との事。
この秋が楽しみですね。

shosen 2008年6月25日 22:11

tenjin95さん
ありがとうございます。
なるほど、糖分はエネルギーに、梅干しは体調回復にすばらしい効果がありそうですよね。
私は甘党なんで、梅湯けっこう好きなんですよ(笑)

shosen 2008年6月25日 22:13

青龍寺和尚さん
ありがとうございます。
はいー、ご慶事はやっぱりいいものです。
配役も、どちらかというと慣れた役なので、まあ気楽に行ってきます。

ジャック 2008年6月26日 23:41

昔の人は実に利に適ったことを
おもてなしとして、行なって
きてますよね。お見事です。
勉強になりました。

shosen 2008年6月27日 22:14

ジャックさん
ありがとうございます。
梅湯は日常ではお目にかかりませんので、やはりハレを感じさせます。
おっしゃるように、こういうことが伝わってきていることに感謝ですねー。

ぶんまま 2008年6月28日 13:21

こんにちは。

そういえば・・・・修行時代に番茶に梅干と砂糖を入れて飲んだって・・・・
夫から聞いて、
ゲーッって思ったのですが・・・・
もしかして、疲労回復の為だったのですね。

真冬に行脚に行くと、お布施の他に梅干を貰ったと聞いた事もあります。

shosen 2008年6月28日 18:17

ぶんままさん
ありがとうございます。

えー、番茶に砂糖ですか。そ、それはちょっとミラクルな味では(笑)
papaさんチャレンジャーやな。。
冬に梅干しを頂くって、なんかステキでいいですね。

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